パートナー営業担当者の役割は非常に重い!
パートナー営業担当者(CAM)の役割を理解していますか?
パートナー営業担当者を略してCAMと呼びます。
「Channel Account Manger」です。
外資では、営業マンのことを、
AE(Account Executive)と呼びます。
CAMはチャネル営業担当者で、一般職なのですが、
なぜか、”Manager”がついていますよね。
理由わかりますか?
外資系企業も、
昇級にはラダー(段階、ハシゴ)があり、
内勤営業(ISR=Inside Sales Representative)で
優秀な成績を挙げた方だけが、
選ばれ、昇級し、外勤営業(AE)になっていきます。
結果ISRで優秀な成績を残した面々だから、
Managerがついても 不思議ではない!
と、思われるのでしょうが、、、
実はそうではなく、
CAMの役割と責務を考えると、
なぜManagerがつくのか、
理解できると思います。
「Manage=管理する」、
「Manager=管理する人」との意味ですね。
CAMが意味するのは、
「チャネルアカウント(チャネルパートナー)」を
管理(Manage)するのが仕事となります。
パートナー営業担当者は
パートナー/チャネル の売上や
見込み客や案件の進捗を管理する
のが重要なミッションなです。
販売や商品紹介にだけ注力するだけではなく、
パートナーの抱える案件の進捗を管理したり、
それら「案件を売上に変える」事が
「とても重要な責務」です。
チャネル営業担当者は売上を増やすためにも、パートナーに詳しくなければならない。
チャネル営業担当者の成績が
芳しくない時は、
彼/彼女のアクティビティ(営業活動)を
よく振り返ってください。
多くは、直販の時の様に
「パートナーの営業マンとのコミュニケーションを重視する」
行動をとってるはずです。
一方、パートナーの上席とは「挨拶程度」で済ませ、
マーケティング部とのコミュニケーションの量も質も
限りなく少なくなっているはずです。
つまり、パートナー営業担当者の
アクティビティ(活動)は
直販の時とさして変わっていない様です。
チャネル営業担当者として、
「成功」させたいのなら、
これを機に、アクティビティ(行動)を
改めさせてください。
パートナー訪問時に「誰と、何を話す」べきなのか?
答えは、
営業責任者(リーダー)を交えて、
レギュラー・ミーティング(定例会議)を
実施することが一番重要です。
担当営業と仲良くするためではありません。
細かな案件のクローズのお手伝いすることが
最重要な行動ではありません。
特にフォーカス・パートナー(Tier1)
だったりする場合は、
定期的にパートナーの上席者と、
◾売上実績の確認未達の原因解明
◾見込み数字の推移
◾成約率の確認を行う一方、
◾マーケティングや技術部の責任者との詳細な打ち合わせ
を行います。
でも、もっと売上を増やしてもらえる様に、
注力商材やサービスを販売していただくための
勉強会の開催の打診や,
パートナーと協力してセミナーや
カンファレンスの計画など、
とにかく自分の実績を積む、
自分の会社のためです。
売上をもっと増やしてもらうための、
非常に重要な、大切な仕事を
しなければなりません。
企業の代表としての「自覚」や
「振る舞い」が要求されます。
だから、チャネル営業担当者は
時間の面から見ても、想像以上にタフな仕事です。
でも、その分見返りは大きいです。
参考までに
良きお手本として、
売上目標の250〜270%の実績を
毎月あげてくるチャネル営業担当者の
行動を紹介しておきましょう。
事前に彼には「役割と責務」をしっかり説明し、
理解できたかどうかの確認をも
済ませておきました。
その結果、
毎週月曜、火曜は
フォーカスパートナー(Tier1)に出向く予定を組み、
水曜日以降は
Tie2パートナーとの隔週ミーティングを実施していました。
このリズム感あふれたアクティビティの成果は、
すぐさま現れてきました。
パートナーからの売上が増えます。
先様の営業強化(売上増、利益増)にも
良い影響をもたらせました。
非常に愛される営業に育ちました。
また、余談ですが、
彼の収入は 翌月から「倍以上」に
なりました、増えました。