役割と責務の正しい理解が営業を強くする
仕事の役割と責務を正しく理解させていますか?
3月も半ばになります。
今期、今年度の業績は
「期待通り」だったでしょうか?
売上も順調だった企業の方は
胸を撫で下ろしてるでしょうが、
営業予想だにしなかった屈辱を
味わっている方も多いとお聞きしています。
今年は「頑張りが足らなかったなぁ」と、
毎年耳にする反省の言葉を
発してる方も多いでしょう。
来年度は「目標をクリアしたい」と
願ってる方が大多数でしょう。
先日もやる気十分な方が
多く出席される会で講演する機会がありました。
「売上を増やしたい」とか「もっと儲けたい」、
「もっと稼ぎたい」の生々しい
キーワードが散りばめられた
セミナーや講演会の冒頭で
お尋ねすることがあります。
直属のスタッフの方に、
・それぞれの仕事の役割と責務について、詳しく説明したことはありますか?」
・彼らは自分の役割と責務」を正しく理解しているでしょうか?」
とお尋ねしたところ、
ほとんどの方が「NO」と
答えられました。
営業の場合だと、
「目標値」は明確にしているそうですが、、、
いままでに彼の/彼女の「役割・責務」を
紹介したことがなかったようです。
だからなのか、、、
あなたの期待する業績を
持ち帰ってくれる営業担当者が
数少ないのではないでしょうか?
実は、このあまりに些細なことですが、
業績の良し悪しに大きく影響します。
お気づきだったでしょうか?
私は幸運にも?、、、
中小企業、上場企業にも
在籍したことがあります。
でも、残念ながら
これらの職場では
「役割と責務の説明、紹介を受けた経験」の
記憶は頭の片隅にもありません。
しかし、
外資系企業に入社した際、
上司はあの「アクセンチュア出身」の
スマートで、クールな、
MBAタイトルホルダーの
アメリカ籍の上司でしたが、
出社初日に上司との個人面談(インタビュー)の場で、
- 私のこの職場で担わなければならない「役割、責務」
- 「社内でコミュニケーションすべき人脈」
- 最初の90日間にやらなければならない項目
が示されたドキュメントを手渡されました。
同時に、時ある度に「読み返しなさい」と、
アドバイス受けたことを鮮明に記憶しています。
非常に多忙な上司との面談ですから、
わずか30分程度のインタビューでしたが、
初出社時の興奮とは全く違った
「緊張」したた瞬間でした。
役割と責務を実績に反映させるのがあなたがすべきことです。
みんな真面目によく働きます。
一生懸命働いてくれています。
でも、その頑張りが実績に反映しない。
とても 悪い循環を続けている訳です。
効率も生産性も下がってきてます。
前期に結果を出せずにいた企業の方は、
どうか 期末のこの時期に
「Will Guts」「やる気だして乗り切ろう!」で
簡単に済まそうとせずに、
ぜひ、
ONE ON ONE(一人づつ)の
インタビューの時間を確保し、
前期の評価を直接伝える一方、
それぞれの「役割と責務」を
直接お伝えください。
彼・彼女の「頭の中を整理してあげる」ことだけでなく、
このインタビューの準備作業を通して、
「ドキュメント」作成作業を通じて、
あなた自身の「役割と責務」の再確認になります。
多忙は重々承知しています、が、
ぜひ 来期「やった」と
雄叫びをあげるために実践ください。
私のがさらに実績を積み上げる
きっかけにもなりましたので、、、