毎週定例の営業会議
月曜の朝からの営業会議
邦人企業に在籍していた時、
Excelで作ったそれぞれの”お気に入り”の
フォームで「お決まりの進捗報告」を
提出していた記憶があります。
あなたの会社でも営業スタッフの面々は
月曜はいつもより1時間以上早く出社し、
これらのレポートを必死に作っていたことに、
気づいていましたか?
(幹部達がこれらの報告書を
どのくらい詳しく見ているか
わかりませんが、定例の営業会議は
9時過ぎには始まります。)
営業会議は必要なの?
本当に意味があるの?
なぜこんな疑問をあなたに
問いかけているのでしょうか?
こんな風に思ったり、感じたりした
ことはありませんか?
(与えられた目標は必ずクリアして
いた忠実な著者ですが、
営業会議が無駄な様に思え、
態度は悪く、
面白くないオーラいっぱいの、
反抗する不良だったと記憶しております。)
だって、自分の報告以外で、
席を温めていた時間は
一体どのくらいあったでしょうか?
とにかくこの営業会議は長い!長すぎる!
出席者が増えれば
さらにストレスが強まります。
なぜか、拘束時間が長くなるからです。
また、まるでイジメの様な雪隠問答を
耳にする回数が増えれば増えるほど、
別の強いストレスを感じたのを記憶しています。
前向きな話もないまま、沈黙の時間が長くなる。
毎回ですが 毎回終了時刻間際になると、
総括とか多部署から業務報告が粗末に扱われ、
本来の目的である「議論」や「確認」すら
おこなわれないままに散会となります。
だから、邦人の営業会議では、
いたずらに時間が浪費され、
得られるものがとても少なかった
(いや、強いていえば無かった)との
記憶が強いですね、、、
鮮明に覚えていることは
「上司になった時、どんな風に
重箱の隅をつつく様にすれば、
働く人の士気を下げることができるか?」
ぐらいでした。
こんな営業会議では、
売上の向上や強化などの有益な情報共有
もされないまま、本来の目的を果たせないまま。
典型的な無駄としかいえません。
では、どんな営業会議が営業強化、売上アップに直結するのか?
このブログの目的であった営業強化も
考慮しながら、営業会議の役割を改めて
再定義してみましょう。
月曜の営業会議のテーマは「3つ」!
・レビュー
・目標の確認
・課題の取り組み”で
レビュー:
先週月曜にコミットした目標値に
対する「達成率」の確認。
目標の確認:
今週目指さなければならない
「売上、利益」の確認とコミット。
課題の取り組み:
今季、来季販促している商材、サービスに
対する市場、顧客の反応、あるいは
トレーニングから得たパートナー、
顧客の反応と戦略、戦術の適応性等に
ついてなど、意見交換、情報の共有です。
当然目標をクリアするために
アクティビティもコミットしなければなりません。
ですから、アクティビティの達成率の確認も
必要となります。
いずれの場合も 邦人企業で多い
「私は・・・こう思う」と云う様な
私情の発表の場ではありません。
感想を求めてはいません。
(、、と思います、の様な表現を認めてはなりません)
「コミット」だけが必要な場です。
ぜひデータを元にした考えや評価を
中心にすすめてください。