売上を伸ばせる方法を知りたくありませんか?
注文書が増えれば 売上は増える。
前回を読んでいただき、
売上方程式を暗記しても、理解したところで、
すぐさま売上が増えないことはご理解いただけましたよね。
そこで、売上方程式(売上=数量X単価)をもう少し分解してみようと思います。
売上の増やし方を、セールスプロセスの視点から考えていくことにしましょう。
一般的には、「注文書」を受け取り、出荷した時点で売上に計上する訳ですね。
そこで、「注文書」に視線を集中してください。
苦労して作り上げた見積を提出し、
先様の意向に沿えたら「注文書」が頂ける。
万一、沿えなかったら「失注」になる訳ですよね。
だから、売上を増やすには、
頂く「注文書」を増やすことです。
残念ながら、頑張って作り上げた見積が認められ、
全部「注文書」になる訳はありません。
見積書の結果は「受注」と「失注」に分かれます。
(失注と聞かされると、すごく落胆した時のことを思い出します)
ここからが、重要です。
「受注件数➗見積件数」の式で導き出される比率に
注目しましょう。
この比率は「成約率」で表せますよね。
一般的には 本当に小さな数字、
1、2、3%とか 5%もあれば すごいと言われるみたいですが、、、
成約率を高くする、すなわち 売上を増やすことです。
この「成約率」を引き上げることで
売上を増やせる。と。
一方「売上の方程式」をまた思い返してください。
「 売上=数量X単価 」
売上を増やすには、
売る数量を増やすか、
単価を引き上げる、どちらかでしたよね。
しかしながら、市場環境を考えれば
単価も、数量も思い通りに引き上げられません。
だから、何としても「売上」を増やすには、
受注を増やす、
つまり、
「成約率」を引き上げるしかありません。
そう、売上を増やすためにやるべきことは、
「成約率」を高めるなんです。
では、次回は
「どうやって 成約率を高めればよいのか」をお話しします。